ガーデコ流!プリンセスアレキサンドラオブケントの育て方・栽培方法

ガーデコ流!プリンセスアレキサンドラオブケントの育て方・栽培方法 プリンセスアレキサンドラオブケントの育て方

ガーデコ流!プリンセスアレキサンドラオブケントの育て方・栽培方法

プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント( Princess Alexandra of Kent )は
イングリッシュローズの中でも一つ一つの花の存在感が飛び抜けて魅力的な薔薇です。

温かみのあるピンク色の花弁がギュッと詰まった大輪のカップ咲きで、
とても華やかな印象を受けます。
花首がしっかりしているので切り花にも向いていますね。
また、四季咲き性も良好なのでシーズンを通して花を楽しめるのも魅力。

株の生育面において樹高はそれほど高くならず横張り気味に良く茂るため、
花壇に地植えする場合にはやや広め(株張り1mくらい)のスペースが必要ですが
存在感は抜群でローズガーデンの主役を担える薔薇です。

このページでは、「ガーデコ流!」の育て方をご紹介します。
※ガーデコ流!は一般的なバラの栽培方法と異なる部分もあるため
参考程度にとどめて下さい。

「ガーデコ流!植物の育て方」とは?


プリンセスアレキサンドラオブケントの基本データ

品種名:Princess Alexandra of Kent
分類:バラ科バラ属の落葉低木
樹高:約1m 樹形:横張り性のブッシュタイプ
開花時期:5月~11月
花色:温かみのあるピンク
耐寒性:強い 耐暑性:普通
耐乾性:普通 耐湿性:普通
日照条件:日向
バラの系統:イングリッシュローズ
作出:2007年 デビッドオースチン(イギリス)
四季咲き性:良好(5段階中4)
香り:ティー系の中香~フルーツ香へ変化
黒点病への耐病性:普通
うどん粉病への耐病性:やや強い


プリンセスアレキサンドラオブケントに適した栽培環境とは?

プリンセスアレキサンドラオブケントは日向を好みます。
バラは花を咲かせるためにとても多くのエネルギーを必要とします。
そのエネルギーを光合成によって生み出しているため、
日陰で育てた場合や日照不足が続いた場合は
どうしてもエネルギー不足になってしまいます。

日照条件が悪いと花付きが悪くなったり(最悪の場合は咲かない)、
株がしっかりと育たないなど決して良いことはありません。

プリンセスアレキサンドラオブケントは
できる限り日当たりの良い場所で育てましょう。

プリンセスアレキサンドラオブケントの植え付け用土

プリンセスアレキサンドラオブケントの植え付け用土

ガーデコ流!では根が呼吸しやすい環境を整えるために
通気性の良い用土で育てることをおすすめしています。

鉢植えであれば水やりをした際に
鉢底から余分な水分がスッと流れ出るのが理想。

地植えであれば多孔質資材(珪藻土焼成粒など)や植物性堆肥などで
土壌改良を行って通気性・水はけを良くしておきましょう。

プリンセスアレキサンドラオブケントの水やり方法

プリンセスアレキサンドラオブケントの水やり方法

プリンセスアレキサンドラオブケントはとても水を欲しがります。

多孔質培養土のように通気性の良い土に植え付けた場合は
定期的に(生育期は毎日でもOK!)たっぷりと水やりをしましょう。

通気性の良い土なら水遣りの回数が多くても根腐れの心配はありませんよ。

地植えの場合でも乾燥した晴れが続いている時や
蕾が膨らみはじめたりシュートが発生していたりと
バラが水を欲しがるタイミングでは水切れを起こさないように
たっぷりと水やりをします。

プリンセスアレキサンドラオブケントの肥料の与え方

バラは一般的に「肥料食い」と言われ多くの肥料が必要だとされていますが、
ガーデコ流!ではそこまで多くの肥料を与えません。

生育期には規定の希釈率で薄めた液肥を1週間に1度与えます。

オススメの液肥はコチラ↓
おすすめの液肥、ペンタガーデンPRO

プリンセスアレキサンドラオブケントの剪定・切り戻し方法

プリンセスアレキサンドラオブケントの剪定は

・樹形を整える
・開花時期を調整する

これらの目的で行います。

メインの剪定時期は1月中旬から2月上旬に行う冬剪定。
株の高さを全体の1/2もしくは1/3程度になるように深く切り戻します。
その際に枯れ枝や弱々しい枝も取り除きます。

5月に一番花が咲いた後は花がら摘みが剪定のメインになります。

秋に一斉に花を咲き揃わせたい場合に行うのが夏剪定。
9月上旬~中旬にかけて全体が2/3程度になるように切り戻します。

プリンセスアレキサンドラオブケントの病害虫防除

プリンセスアレキサンドラオブケントはバラの中では病害虫への耐病性は高いです。
しかし、それはあくまでも「バラの中では」の話。

黒点病にかかって葉を落としたり、
ホソオビアシブトクチバの幼虫に蕾を食べられてしまったり
クシヒゲハバチやチュウレンジハバチの幼虫に葉を食害されたり、
バラを育てていると本当にさまざまな病害虫の被害を受けます。

病害虫によってバラが枯れてしまうことは滅多に無いので
完全無農薬でも育てることは可能ですが、
株全体の観賞価値を保ちたいのであれば定期的な薬剤散布は必要です。

プリンセスアレキサンドラオブケントの増やし方・殖やし方

プリンセスアレキサンドラオブケントは挿し木で増やすことができます。

花後剪定をした後の枝の下葉を取り除き、水揚げをしておきます。

湿らせた赤玉土に挿して半日陰で管理し、
発根を確認したら小さめの鉢に植え替えます。

※品種登録をされているバラは種苗法により
無断で増殖し販売・譲渡することを禁じられています。
(有償・無償問わず)
バラの挿し木をする場合は親株が枯れた時の保険のためなど
個人的な利用にとどめ、
決して他人へ譲渡・販売しないようにして下さい。

ガーデコ流プリンセスアレキサンドラオブケント育て方まとめ

・日当たり、風通しの良い場所で育てましょう!

・用土は通気性の良いものを使うこと!

・鉢植えで通気性の良い用土に植え付けた場合は定期的に水やりをたっぷり。

・肥料は規定の希釈率に薄めた液肥を週1回。

・冬剪定で株全体を1/2~1/3の高さに切り戻し、開花後は花がら摘みを。

・バラの中では病害虫に強いが、観賞価値を保つためには薬剤散布が必要。

・挿し木で殖やすことができるよ(種苗法に注意!)。

プリンセスアレキサンドラオブケント栽培日記・ブログぼちぼち更新中です

コメント

タイトルとURLをコピーしました