多孔質培養土(スタンダードver.)完成。

多孔質培養土(スタンダードver.) 多孔質培養土

多孔質培養土を全面改良しました。

今までの多孔質培養土は軽石(日向土)主体だったので
培養土自体の保肥力が小さく、細かな追肥が必要でした。

もう少し使い勝手の良く汎用性の高い培養土にできないか試行錯誤を続けた結果、
茨城県産硬質赤玉土をベースに多孔質資材を多めに配合した
培養土が最も使い勝手が良く植物の生育も良い、という結果になりました。
保肥力が大幅にベースアップしたため、元肥を施しても
ガッチリと保持できて長期にわたって植物に肥料成分を供給できます。

高品質の植物性堆肥も安定的に確保する目処が立ち、
ようやく形にすることができました。

まだ販売開始前ですが、少しコマーシャルを。

多孔質培養土(スタンダードver.)とは?

多孔質培養土(スタンダードver.)は、茨城県産の硬質赤玉土をベースとして
各種多孔質資材をふんだんに配合することで通気性・水はけに優れ
植物の根が呼吸しやすい環境を整えることができる鉢植え用土です。

多孔質資材とは?

日向土や珪藻土焼成粒、ゼオライト、もみがら燻炭、珪酸塩白土などの
多孔質資材には目に見えないほど小さな穴(孔隙)が無数にあいています。
そこにたっぷりと空気を含むため、根の細胞が呼吸しやすくなります。

多孔質培養土(スタンダードver.)の特徴

通気性・水はけが良く根腐れしにくい!

通気性・水はけの良さは多孔質培養土の大きな特徴です。
ふんだんに配合した日向土や珪藻土焼成粒、ゼオライトなどの多孔質資材の
孔隙内に空気を含んでいるため根が呼吸しやすく
用土内の酸素不足が原因で発生する根腐れが起こりにくい培養土です。

保水性もしっかり確保!

用土の保水性を確保する役割は主に粘土鉱物と有機物(堆肥)が担います。
茨城県産硬質赤玉土は一粒一粒にしっかりと保水するのに潰れづらく、
長期間の使用に耐える高品質な基本用土です。
厳選した完熟バーク堆肥は繊維状の多孔質資材で保水性も高い。
その他の多孔質資材も孔隙内に保水をするので植物に安定して水分の供給が可能です。

保肥力がググッとベースアップ!

硬質赤玉土をベースにしたことで今までの多孔質培養土よりも
保肥力はかなりベースアップしました。
さらに一般的な土壌の約10倍もの保肥力を持つ硬質ゼオライトや
完熟バーク堆肥、珪酸塩白土などが
与えた肥料をガッチリ確保して植物に安定供給します。

多孔質培養土(スタンダードver.)こだわりの原材料

茨城県産硬質赤玉土(小粒)

茨城県産硬質赤玉土(Akadama soil)

赤玉土は通気性(水はけ)・保水性・保肥力のバランスが良く
園芸の基本用土として幅広く利用されていますが、
粒が潰れてしまうと極端に通気性・水はけが悪化してしまうのが難点でした。
茨城県産硬質赤玉土は潰れづらく、長期間にわたって良好な物理性をキープできます。
培養土に配合する際には篩(ふるい)にかけ、微塵抜きをしています。

宮崎県産日向土(細粒)

宮崎県産日向土(Hyuga soil)

日向土(ひゅうが土)は軽石系の多孔質資材です。
硬質でほとんど潰れないので通気性・水はけの良さを保つことができます。
画像を見て分かるかもしれませんが、結構微塵(みじん)が多いです。
培養土の目詰まりを防ぐために、一旦日向土を洗って乾燥させてから
培養土に配合しています。

石川県産珪藻土焼成粒(直径約2mm)

珪藻土焼成粒(イソライトCG)

地力増進法に基づく政令指定土壌改良資材(透水性の改善)です。
珪藻土を均一な粒状にし高温で焼成することで体積の70%が微細気孔の
セラミックス多孔体となります。
非常に硬質で壊れづらく、半永久的にその効果を維持できます。

島根県産硬質ゼオライト(モルデナイト系ゼオライト)3~5mm

島根県産硬質ゼオライト(モルデナイト系ゼオライト)

地力増進法に基づく政令指定土壌改良資材(保肥力の改善)です。
島根県産硬質ゼオライト(モルデナイト系ゼオライト)は
一般的な土壌の約10倍もの保肥力を持った粘土鉱物です。
特にアンモニア態窒素とカリウムを強力に保持するので、
これらを安定的に植物に供給することができます。
また、有害ガスの吸着や水質浄化機能を有しているので
根圏を良好な状態に保つことができます。根腐れ防止剤としても有効です。

秋田県産珪酸塩白土

秋田県産珪酸塩白土

珪酸塩白土は植物へのミネラル供給や
水質浄化機能が期待できる高品質の粘土鉱物です。
(2対1型モンモリロナイト粘土)
根腐れ防止剤として販売されていますね。
ご覧のように粉末状のものがかなり含まれているので
多く入れ過ぎると培養土の通気性・水はけが悪化してしまいます。
バランスを見ながらベストの割合で混ぜ込んでいます(割合はヒミツ)。

国産もみがら燻炭

もみがら燻炭(Chaff charcoal)

もみがら燻炭は通気性・水はけを改善するとともに
計算上1gあたりの表面積が330㎡にもなるほどの無数の小さな穴(孔隙)があいており、
土壌微生物のすみかとして多様化・活性化に大きな役割を果たします。

国産完熟バーク堆肥

完熟バーク堆肥

地力増進法に基づく政令指定土壌改良資材(土壌の膨潤性の向上)です。
用土に有機物(堆肥)を混ぜ込む際に最も重要なのが「完熟」しているかどうか。
こればかりは袋に「完熟堆肥」と書いてあっても
実際に購入して使ってみないと分かりません。
全国各地、いくつもの植物性堆肥を取り寄せては
色・ニオイ・形状を確認して、ようやく納得できるバーク堆肥に出会いました。
保水性・保肥力に優れ、腐植酸(フミン酸)がたっぷり含まれているので
根張りの向上やリン酸の肥効促進、土壌微生物の多様化・活性化に役立ちます。

なぜバーク堆肥なのか?←理由を詳しく書いています。

腐植酸苦土

腐植酸苦土肥料(アヅミン)

腐植酸苦土には腐植酸(フミン酸)が約50%含まれます。
畜糞系の堆肥に含まれる腐植酸は約2%程度ですから、約25倍。
まさに「堆肥のエッセンス」とも言える資材です。
その腐植酸を苦土(マグネシウム)で中和してあるので
マグネシウムの補給にもなります。
あまり多く配合し過ぎるとマグネシウム過多になってしまうので
バランスを考慮して少量ですが配合しています。

富山県産貝化石

貝化石

貝化石は、数千万年前に海中に生息していた貝や珊瑚などの水生生物の死骸が堆積し
地殻変動によって隆起し化石化したものです。
けい酸やカルシウム、その他ミネラルが豊富に含まれています。
腐植酸苦土同様に、バランスを考慮して少量配合しています。

こだわりの原材料を“一袋ずつ”計量しているので均一!

多孔質培養土を配合する際には一袋ずつ各原材料を計量してからブレンドしています。
おそらく、こんなことをやっているのはウチだけ(汗)。
各原材料の割合が10%単位であれば重機などでざっくりブレンドしても
比較的均一に混ぜ込むことは可能なのでしょうけど、
数%しか混ぜ込むことのできない資材(例えば腐植酸苦土や貝化石など)は
大量生産をするとほとんど入っていない商品が発生することになります。

せっかくこだわってこだわり抜いた原材料を使っているので
それをベストの割合で均一にブレンドするには
手作業で一袋ずつ計量するしかありません。

非常に手間がかかっています。

多孔質培養土は、ハンドメイドです。

各資材をブレンドする際にはスコップすら使いません。
手で優しく、均一になるようにブレンドしていきます。
その際に異物などを取り除くようにしています。
各原材料は厳選したものを使用していますが、
どうしても異物(プラスチック片、ビニール片など)は混入しています。
これが良く見ないと判別できない(汗)。
手でゆっくりと混ぜ合わせていくことで異物を発見しやすくなります。
完熟のバーク堆肥でもごくまれに大きめの木片や枝などが混じっているので
それも併せて取り除いています。

非常に…、手間がかかっています。

一年間効くタイプの肥料を配合!

硬質赤玉土やゼオライト、バーク堆肥、腐植酸など
非常に保肥力に優れた原材料を使っているため
しっかりと元肥を配合することができました。

効き目はなんと、約1年間!

植物を植え付けたら、あとは水遣りをするだけです(汗)。
コーティングタイプのゆっくり効く肥料なので
植物の根が触れても肥料やけをする心配はありません。

多孔質培養土はこんな方に使って欲しい!

・根腐れにお悩みの方
・高品質な培養土を少量使いたい方
・土が乾きづらい室内で観葉植物を育てている方
・自分でブレンドする手間もスペースも無い方

多孔質培養土は通気性・水はけに優れ、植物が根腐れしにくい培養土です。
過去に根腐れで植物を枯らせてしまって
残念な思いをされている方にはぜひ使っていただきたいです。

また、マンションのベランダや狭い庭など
住宅地でガーデニングを楽しんでいる方にもおすすめです。
完熟の植物性堆肥(バーク堆肥)を使っているのでニオイもほとんど無く
高温発酵後に熟成されているので寄生虫や病原菌、雑草種子などは死滅しています。
(同じ植物性堆肥でも腐葉土を使用していない理由がコレです)
ゼオライトやもみがら燻炭など消臭効果がある資材もブレンドされていますので
室内での観葉植物にもお使いいただけます。

全国各地から厳選したこだわりの原材料を
丁寧に下処理(洗浄、微塵抜きなど)して、一袋ずつ各資材を計量。
しかも、ハンドメイド。手でやさしくブレンドしています。

一袋の培養土にここまでやっているところは他に無い!と自負しております。

ぜひお試しください。

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