ティアレラ・スプリングシンフォニーは、
黒褐色の斑入りで深い切れ込みのある葉と
淡いピンクの柔らかい印象の花が特徴の宿根草(耐寒性多年草)です。
耐陰性が強く、日陰でも花付きが良いので
日陰の庭(シェードガーデン)には欠かせない植物だと思います。
このページでは、「ガーデコ流!」の育て方をご紹介します。
ティアレラ・スプリングシンフォニーの基本データ
学名:Tiarella ‘Spring Symphony’
分類:ユキノシタ科の耐寒性多年草(冬期常緑~半常緑)
草丈:約30cm
開花時期:4月~6月
花色:淡いピンク~白
耐寒性:強い
耐暑性:やや弱い
耐乾性:やや弱い
耐湿性:ふつう
日照条件:半日陰~日陰
ガーデコ流!ティアレラ・スプリングシンフォニーの育て方・栽培方法目次
ティアレラ・スプリングシンフォニーの栽培環境
ティアレラ・スプリングシンフォニーの植え付け用土
ティアレラ・スプリングシンフォニーの水やり方法
ティアレラ・スプリングシンフォニーの肥料の与え方
ティアレラ・スプリングシンフォニーの剪定・切り戻し方法
ティアレラ・スプリングシンフォニーの病害虫防除
ティアレラ・スプリングシンフォニーの殖やし方
ガーデコ流!ティアレラ・スプリングシンフォニーの育て方まとめ
ティアレラ・スプリングシンフォニーの栽培環境
ティアレラ・スプリングシンフォニーは耐陰性が強く、
日陰でも花付きが良い植物です。
もちろん半日陰や日向でも育てることは可能ですが
夏場の直射日光に当たると葉焼けします。
乾燥した環境も好きでは無く、夏越しがやや難しいです。
日陰でも十分花は咲くので、
涼しくてやや湿り気のある日陰で管理するのが良いでしょう。
ティアレラ・スプリングシンフォニーの植え付け用土
ガーデコ流!では根の呼吸がスムーズに行えるように
通気性の良い「多孔質培養土」をおすすめしています。
…が、ティアレラ・スプリングシンフォニーは乾燥を嫌います。
多孔質培養土はやや乾きやすいので、残念ながら
ティアレラ・スプリングシンフォニーには不向きです。
バーミキュライトやピートモスなど
やや保水性のある資材を配合して植え付けましょう。
ティアレラ・スプリングシンフォニーの水やり方法
ティアレラ・スプリングシンフォニーは乾燥を嫌う植物です。
よって、水切れは厳禁。
夏越しがやや難しいので、鉢植えの場合は基本的に日陰で管理して
水切れしないように水やりをたっぷりしましょう。
地植えの場合であっても夏場に晴れが続いた場合は
株元にたっぷり水を与えましょう。
ティアレラ・スプリングシンフォニーの肥料の与え方
ティアレラ・スプリングシンフォニーには春と秋に緩効性肥料を与えるか、
1週間~10日に1度液肥を与えます。
肥料の与え過ぎは逆効果になるので、必要に応じて与えるようにしましょう。
ティアレラ・スプリングシンフォニーの剪定・切り戻し方法
ティアレラ・スプリングシンフォニーは4月ごろから花が咲きはじめます。
花後は花茎を切るようにして下さい。繰り返し花が咲きます。
基本的に常緑なので強剪定は必要ありませんが、
寒冷地などでは枯れ葉が目立ちます。
そういった場合には春の芽吹き前に強剪定しておくと
綺麗な葉が伸びてきます。
ティアレラ・スプリングシンフォニーの病害虫防除
ティアレラ・スプリングシンフォニーはほとんど病害虫の被害に遭いません。
完全無農薬でも育てることができますよ。
ティアレラ・スプリングシンフォニーの増やし方・殖やし方
ティアレラ・スプリングシンフォニーを増殖させるのであれば
株分けをするのがオススメです。
地植えの場合は秋~初冬に株を掘り上げて
芽が残るようにして株分けします。
鉢植えの場合も同様です。
ガーデコ流!ティアレラスプリングシンフォニー育て方まとめ
・栽培環境は日陰が適しています。夏場の直射日光と乾燥に注意!
・用土はやや保水性の高いものが良い。乾燥しすぎないことが重要!
・鉢植えの場合、水遣りは定期的にたっぷりと与える!
・地植えの場合も、夏場に晴れが続くようならたっぷりと与える!
・肥料は春と秋に緩効性肥料を。もしくは定期的に液肥を。
・花が咲き終わったら早めに花茎を切りましょう。繰り返し咲きます。
・病害虫の心配はほとんど無いので無農薬でOK!
・株分けで殖やすことができるよ。
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