ディスタントドラムスの病害虫防除


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ディスタントドラムスの病害虫防除

ディスタントドラムス(Distant Drums)の病害虫防除について書きます。

バラは他の植物と比べて病害虫の被害に遭いやすく、
ディスタントドラムスも例外ではありません。

バラの中では比較的耐病性が高いディスタントドラムスですが、
完全無農薬で育てた場合はどうしても害虫に葉や蕾を食べられたり
黒点病にかかって葉を落としたりします。

上の写真は5月に撮影した鉢植えのディスタントドラムスです。
春の一番花がそろそろ咲きそう、というタイミングで撮ったのですが
下葉は害虫の食害を受けているのが分かると思います。

では、病害虫に対してどのように対策をすれば良いのでしょうか?

ディスタントドラムスの黒点病、原因と対策

黒点病(黒星病)はバラの代表的な病気の一つです。
カビの一種である糸状菌が葉や茎に付着し増殖することで黒い斑点が発生します。
黒い斑点が広がり葉が黄変してしばらくすると落葉します。
葉が落ちると光合成しづらくなるため、生育不良に陥ってしまいます。

黒点病の原因

黒点病の原因は糸状菌で20~25℃の比較的暖かい気温を好みます。
さらに雨などで長時間葉が濡れた状態になると感染します。
それに該当するのがちょうど梅雨の時期。
春の一番花が終わってバラが疲れている時期に原因菌が活性化し始めるので
一気に蔓延して生育不良に陥ってしまうことが多いです。

黒点病への対策

黒点病をしっかりと押さえたいのであれば薬剤散布は必須です。
しかも、黒点病の症状(黒い斑点の発生)が出始めた後では手遅れなので
予防のための薬剤散布がメインになります。

ディスタントドラムスのうどんこ病、原因と対策

うどんこ病は、黒点病と並んでバラの代表的な病気の一つです。
春の芽吹き~若葉が展開する頃に発生し、
新芽や若葉、蕾などが白い粉をまぶしたようになります。
うどんこ病が原因でバラが枯死することはありませんが、
見た目がかなり汚くなるので観賞価値が低下します。

うどん粉病の原因

うどん粉病の原因はカビの一種である糸状菌で、
18℃~25度の乾燥気味の環境を好みます。
空気感染するので感染自体を防ぐのはかなり難しいです。
うどんこ病の初期症状としては「葉のうねり」が挙げられます。
葉が波打つようにうねって、しばらくするとカビ菌が広がり
白い粉をまぶしたようになります。

うどん粉病の対策

うどん粉病は発生した後でも対処(治療)ができる、という点では
黒点病よりも対処しやすい病気と言えます。
市販の治療薬を使っても良いですし、
あまり農薬を使いたくない方は木酢液などで
うどん粉病の箇所を洗い流すようにすると症状がおさまります。

ディスタントドラムスのべと病、原因と対策

ベと病(ベト病)は黒点病やうどんこ病と比べるとあまり知られていませんが、
いったん発生すると蔓延しやすい病気の一つなので注意が必要です。
特徴としては「葉の紫色のシミ」。
感染した葉は落葉してしまうので、春先に蔓延すると一番花に影響が出ます。

ベと病の原因

カビ菌が原因で、昼間と夜間の気温差が大きく
湿度が高くて夜に葉が濡れた状態が続くと感染します。
時期としては3月~4月、10月~11月あたりが出やすいです。

ベと病の対策

湿度が高いと感染しやすいので、
なるべく風通しの良い環境で育てるようにします。
感染した葉はいずれ落葉してしまうので、
早めに取り除いて蔓延を防ぎます。

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