バラのベと病(ベト病)について


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バラのべと病(ベト病)写真・画像

バラは生育期間を通じて病害虫の被害に遭いやすい植物です。

べと病(ベト病:Downy mildew)は春先や梅雨、秋雨の時期にしばしば発生します。
葉に病斑ができるという点では黒点病(黒星病)と似ていますが、発生条件が違います。

ここでは、べと病の症状と発生条件、予防方法や治療方法などを紹介します。

バラのべと病(ベト病)の症状

薔薇んべと病(ベト病)

べと病(ベト病)の症状は主に葉に紫褐色もしくは灰褐色の病斑ができます。

やがて病斑が広がっていき、最終的には落葉します。

葉に病斑ができるという点では黒点病(黒星病)と似ているのですが、
黒点病が斑点(やや円形に近い黒色のシミ)なのに対して
べと病は不定形でやや紫がかった褐色のシミができるのが特徴です。
また、黒点病は若い葉には発生しませんがベと病は若い葉に発生します。

バラのべと病の発生条件

べと病の原因となるのは糸状菌(カビ)の一種です。
べと病の発生条件をまとめてみると…

・気温15℃~20℃
・湿度が高い
・日中と夜間の寒暖の差が激しい
・夜露で葉が濡れている
・風通しが悪い

この条件が当てはまる場合にはベと病が発生しやすい環境だと言えます。

べと病の予防方法

べと病を予防するために最も重要なのは、風通しを良くすることです。
ベと病は湿度が高く、夜間に葉っぱが濡れている状態が続くと発生しやすいため
枝葉が込み合わないようにしたり、風通しの良い環境で管理することで
グッと感染する確率を減らすことができます。

また、バラの品種によってもべと病への罹りやすさが随分と違います。

上の写真はフランス・デルバール社のバラ、ペッシュボンボン。

無農薬で管理していると毎年のように春先にベと病に罹ります。
その他の品種ではベと病は見たことがありません。

ではペッシュボンボンが病害虫に弱い品種かと言うと、違います。
どちらかと言うと樹勢が強くその他の病害虫に対しては強い品種です。

品種によっても大きな差が出るのがべと病の特徴とも言えます。

ベと病の治療方法

ベと病が発生してしまったら、どのように対処したらよいのでしょうか?

まずは、病変した葉を取り除きます。
基本的にベと病に罹った葉は落葉してしまうので症状が軽いうちに取り除いてしまいます。
そうすることで少し風通しが良くなり症状が改善することがあります。

ジマンダイセン水和剤やエムダイファー水和剤などの薬剤散布は
べと病の予防には効果がありますが、治療効果が高いわけではありません。

新たな感染を防ぐ、と言う意味でこれらの殺菌剤を使うのは良いと思います。

暖かくなれば次第に症状は出なくなってくるので、
とにかく風通しを良くすることが最も重要なベと病対策になります。

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