赤玉土は園芸の基本用土として最もポピュラーなものですが、
品質にはかなりバラつきがあります。
上の写真はふるい分けした赤玉土を高温焼成処理して
より硬質にした焼成赤玉土です。
左側が14リットル358円のもの。
右側が14リットル950円のもの。
同じ焼成赤玉土なら安いものの方が良いよね!
と言うのが人情ってやつですが。
左側の焼成赤玉土を人差し指で少し強めに押すと
…潰れた(汗)。
水に濡れるとさらに脆く、
すぐに泥のようになります。
このような品質の赤玉土を使うと用土の通気性・水はけが悪くなり
生育不良や根腐れの原因となります。
右側の焼成赤玉土ですが、人差し指で押さえたくらいではビクともしません。
親指に体重をかけて押し込んでみてようやく少し微塵が出たかな?くらい。
…指が痛いよ(涙)。
比べてみると一目瞭然ですね。
ちなみに、右側の方が強く押してますから。
本気で潰そうと思っても、この程度しか潰れなかった。
赤玉土の品質は粒の状態をいかに保てるか(=硬いかどうか)です。
そういった意味で右側の焼成赤玉土の方が品質的には圧倒的に優れています。
正直、ここまで違うとは思わなかった。
でも、袋を開けずに品質を見極めるのは…難しいです。
いくつかのメーカーのものを取り寄せて
自分に合ったものを使うのが一番良いのでしょうけど
合わなかった土は無駄になってしまうし。
赤玉土の袋の裏側(下側)を見てみよう!
ひとつの参考として、
実店舗で赤玉土を購入する際に袋の裏側を見てみましょう。
赤玉土はメーカーから小売り店舗に輸送される際に
振動で微塵が発生します。
その微塵が少なければ少ないほど
その赤玉土は品質が良い(=硬い)傾向があります。
上の写真は指で押してもビクともしなかった焼成赤玉土のもの。
袋の裏側(下側)に微塵らしきものがほとんど見当たらない。
…どんだけ硬いんだよ(汗)。
通常の赤玉土や硬質赤玉土ではこのような感じではなく
多少の微塵は出ていますのであくまでも参考程度で。
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