ユーパトリウム チョコレート(ユーパトリウム・チョコラータ)は、
シックは葉色とふわふわっとした白い花が特徴の宿根草(耐寒性多年草)です。
冬期落葉種なので冬の間は楽しめませんが、
春の芽吹きからダイナミックに葉を展開し、
秋~初冬にかけて枝の先端に白い花をたくさん咲かせます。
性質も強健で病害虫の心配はほとんどありません。
栽培初心者でも育てやすい植物なので、ガーデニングにぜひ取り入れてみて下さい。
このページでは、「ガーデコ流!」の育て方をご紹介します。
ユーパトリウム チョコレートの基本データ
学名:Eupatorium rugosum ‘ Chocolate ‘
別名:ユーパトリウム ルゴサム チョコラータ、銅葉フジバカマなど
分類:キク科の耐寒性多年草(冬期落葉種)
草丈:約1m
開花時期:9月~11月
花色:白
耐寒性:強い
耐暑性:強い
耐乾性:ふつう
耐湿性:ふつう
日照条件:日向~半日陰
ガーデコ流!ユーパトリウムチョコレートの育て方・栽培方法目次
ユーパトリウムチョコレートの栽培環境
ユーパトリウムチョコレートの植え付け用土
ユーパトリウムチョコレートの水やり方法
ユーパトリウムチョコレートの肥料の与え方
ユーパトリウムチョコレート剪定・切り戻し方法
ユーパトリウムチョコレートの病害虫防除
ユーパトリウムチョコレートの殖やし方
ガーデコ流!ユーパトリウムチョコレートの育て方まとめ
ユーパトリウムチョコレートの栽培環境
ユーパトリウムチョコレートは丈夫な宿根草なので
半日陰でも育ちますが、日当たりの良い環境で育てた方がより生育が良くなります。
日当たりの良しあしで株のボリュームや花付きにかなり差が出ますから
できれば日当たりの良い場所で育ててあげましょう。
株のボリュームを控えめにしたいのであれば半日陰でも十分育ちます。
庭木やつるバラの株元に植え付ければシックな葉色が
他の植物を引き立たせてくれます。
ユーパトリウムチョコレートの植え付け用土
ガーデコ流!では根の呼吸がスムーズに行えるように
通気性の良い「多孔質培養土」をおすすめしています。
ただし、ユーパトリウムチョコレートは丈夫な植物なので
特に用土にこだわる必要は…ありません(汗)。
ユーパトリウムチョコレートの水やり方法
ユーパトリウムチョコレートはかなり水を欲しがる植物です。
地植えであっても日中に急激な気温上昇があると枝先が萎れるほどです。
よって、多孔質培養土のように通気性の良い土に植え付けた場合は
定期的にたっぷりと水やりをしましょう。
通気性の良い土なら水遣りの回数が多くても根腐れの心配はありませんよ。
ユーパトリウムチョコレートの肥料の与え方
ユーパトリウムチョコレートには春と秋に緩効性肥料を与えるか、
1週間~10日に1度液肥を与えます。
肥料の与え過ぎは逆効果になるので、必要に応じて与えるようにしましょう。
ユーパトリウムチョコレートの剪定・切り戻し方法
ユーパトリウムチョコレートは冬期落葉種で、冬の初めには地上部が枯れてきます。
そうしたら株元からカットしておきましょう。
また、生育が旺盛なので他の植物の生育を阻害してしまうこともあります。
地植えで他の植物と混植している場合には
適宜切り戻して株のボリュームを調整しましょう。
株のボリュームを抑えるための剪定・切り戻しのタイミングは梅雨ごろがおすすめ。
全体の1/3程度の高さになるように切り戻しておけば
草姿も乱れずこんもりと茂ります。
ユーパトリウムチョコレートの病害虫防除
ユーパトリウムチョコレートはとても丈夫な植物なので
病害虫に悩まされることはほとんどありません。
よって、薬剤散布などをする必要は全くありません。
完全無農薬でも育てることができますよ。
ユーパトリウムチョコレートの増やし方・殖やし方
ユーパトリウムチョコレートを増殖させるのであれば
挿し木をするのが一番簡単でオススメです。
5月~6月頃に剪定・切り戻しした枝の下葉を取り除いて水揚げし、
挿し木用土(赤玉土単体でも可)に挿します。
後は水切れしないように注意して明るい日陰で管理します。
ガーデコ流!ユーパトリウムチョコレート育て方まとめ
・栽培環境は日向が最適!株のボリュームや花付きに違いが出ます。
・用土は通気性の良いものが理想だが、多少水はけ悪くてもOK!
・鉢植えの場合、水遣りは定期的にたっぷりと与える!
・肥料は春と秋に緩効性肥料を。もしくは定期的に液肥を。
・地上部が枯れたら株元からカット!他の植物と混植してるなら適宜剪定。
・病害虫の心配はほとんど無いので無農薬でOK!
・挿し木で殖やすことができるよ。
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