サルビア・ネモローサ・カラドンナは、
黒褐色の花穂がスッと立ち上がり、
青紫色の無数の小花を咲かせる姿が美しい宿根草です。
バラ(薔薇)の開花と同じ5~6月に花を咲かせるので
バラの株元に植えるととても豪華な景観を作ることができます。
暑さ・寒さにも強い丈夫な宿根草なので
初心者の方でも安心して育てることができます。
このページでは、「ガーデコ流!」の育て方をご紹介します。
サルビア・ネモローサ・カラドンナの基本データ
学名:Salvia nemorosa ‘Caradonna’
別名 : ウッドランドセージなど
分類:シソ科の耐寒性多年草(冬期半常緑)
草丈:約80cm
開花時期:5月~6月
花色:青紫色
耐寒性:強い
耐暑性:強い
耐乾性:やや強い
耐湿性:ふつう
日照条件:日向
ガーデコ流!サルビア・ネモローサ・カラドンナの育て方・栽培方法目次
サルビア・ネモローサ・カラドンナの栽培環境
サルビア・ネモローサ・カラドンナの植え付け用土
サルビア・ネモローサ・カラドンナの水やり方法
サルビア・ネモローサ・カラドンナの肥料の与え方
サルビア・ネモローサ・カラドンナの剪定・切り戻し方法
サルビア・ネモローサ・カラドンナの病害虫防除
サルビア・ネモローサ・カラドンナの殖やし方
ガーデコ流!サルビア・ネモローサ・カラドンナの育て方まとめ
サルビア・ネモローサ・カラドンナの栽培環境
サルビア・ネモローサ・カラドンナは日当たりの良い環境で
育てた方が花付き・株のボリュームとも良好になります。
半日陰でも育てることは可能ですが、
やや花付きが悪くなったり生育が遅れたりします。
できるだけ日向で育ててあげましょう。
サルビア・ネモローサ・カラドンナの植え付け用土
ガーデコ流!では根の呼吸がスムーズに行えるように
通気性の良い「多孔質培養土」をおすすめしています。
サルビア・ネモローサ・カラドンナは丈夫な植物で
根張りも旺盛なのでそれほど土質は選びませんが、
なるべく通気性の良い土に植え付けましょう。
サルビア・ネモローサ・カラドンナの水やり方法
サルビア・ネモローサ・カラドンナは
やや乾燥気味の環境を好みます。
地植えであれば植え付け時以外はほとんど水やりの必要はありません。
鉢植えの場合は用土の質によって水やりの加減が変わってきます。
通気性の良い用土であれば過湿にならないので
たっぷり水を与えてOK!
保水性が高い用土であれば土の表面が乾いてからたっぷり与えましょう。
多孔質培養土をオススメしています。
硬質赤玉土をベースとして日向土や珪藻土焼成粒、硬質ゼオライト、
もみがら燻炭などの多孔質資材をふんだんに配合しました。
多孔質資材の無数にあいた小さな穴(孔隙)に空気をたっぷり含むため、
根が呼吸しやすい環境を整え根腐れを防ぎます。
さらに、約1年間効きめが続く肥料を配合!
植え付け後は水やりするだけの簡単管理です♪
全国各地から厳選したこだわり原材料を
機械を使わず手作業で丁寧にブレンドしました。
根腐れでお悩みの方、マンションのベランダなど
住宅地でガーデニングを楽しんでいる方、
室内で観葉植物を育てている方に特におすすめの培養土です。
ぜひお試し下さい。詳しくはコチラをどうぞ→多孔質培養土について
サルビア・ネモローサ・カラドンナの肥料の与え方
サルビア・ネモローサ・カラドンナには
春と秋に緩効性肥料を与えるか、
1週間~10日に1度液肥を与えます。
肥料を与えた方が花付きが良くなったり
株のボリュームが増したりしますが、
肥料の与え過ぎは逆効果になるので
必要に応じて与えるようにしましょう。
サルビア・ネモローサ・カラドンナの剪定・切り戻し方法
サルビア・ネモローサ・カラドンナは5月~6月にかけて
花穂を上に伸ばし青紫色の花を咲かせます。
その後はやや間延びした株姿になってしまうので、花後に強剪定をします。
そうすることで再び株姿が整い、花も再び咲かせることができます。
半常緑なので暖地では冬でもかろうじて葉が残りますが、
決して綺麗ではありません(汗)。
冬になると株元には新しい芽が出ているはずなので、
それを残して他の枝は切り戻します。
サルビア・ネモローサ・カラドンナの病害虫防除
サルビア・ネモローサ・カラドンナは
ハダニやアブラムシ、ヨトウムシなどの害虫の被害に遭うことがあります。
観賞価値を大きく損なうような被害にはなりづらいですが、
気になる方は薬剤散布をしましょう。
細かな虫食い跡などが気にならなければ
完全無農薬でも育てることができますよ。
サルビア・ネモローサ・カラドンナの増やし方・殖やし方
サルビア・ネモローサ・カラドンナは挿し木(挿し芽)で増やせます。
花後に切り戻しをした枝の下葉を取って水揚げをし、
挿し木用土に挿し、たっぷり水やりをして明るい日陰で管理します。
ガーデコ流!サルビア・ネモローサ・カラドンナ育て方まとめ
・栽培環境は日向が最適!
・用土は特に選ばないが、通気性の良いものが◎!
・鉢植えの場合、用土の質によって水やりを加減する。
(通気性が良ければたっぷりと、保水性が高ければ表面が乾いてから)
・地植えの場合は植え付け時以外はほとんど必要無し。
・肥料は春と秋に緩効性肥料を。もしくは定期的に液肥を。
・花後に株が間延びするので短く切り戻しましょう。冬も同様に。
・病害虫の被害は多少ありますが、観賞価値を損なうほどでは無い。
・挿し木(挿し芽)で増やすことができるよ。
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