クリーピングタイムの育て方・栽培方法

クリーピングタイム(ほふく性タイム)の育て方・栽培方法 クリーピングタイムの育て方

クリーピングタイム(ほふく性タイム)の育て方・栽培方法

クリーピングタイム(ほふく性タイム)は、
シソ科のハーブで、爽やかな芳香を持つ葉を密に茂らせます。

上の写真にもあるように、4月~6月頃にかけて
手毬(てまり)のようなかわいらしい花を咲かせます。

グランドカバーとして大変重宝する宿根草ですね。

栽培初心者でも比較的育てやすい植物なので、ガーデニングにぜひ取り入れてみて下さい。

このページでは、「ガーデコ流!」の育て方をご紹介します。

「ガーデコ流!植物の育て方」とは?


クリーピングタイムの基本データ

学名:Thymus serpyllum
別名:ヨウシュイブキジャコウソウなど
分類:シソ科イブキジャコウソウ属の耐寒性多年草
草丈:約10cm
開花時期:4月~6月
花色:ピンク、白など
耐寒性:強い(約―10℃)
耐暑性:やや弱い
耐乾性:強い
耐湿性:やや弱い
日照条件:日向~半日陰


クリーピングタイム(ほふく性タイム)に適した栽培環境とは?

クリーピングタイムは夏場の高温多湿を嫌います。
日当たりの良い環境の方が良く育ちますが、
真夏は半日陰になるような場所が最適です。

クリーピングタイム植え付け用土

クリーピングタイム(ほふく性タイム)の植え付け用土

ガーデコ流!では根の呼吸がスムーズに行えるように
通気性の良い「多孔質培養土」をおすすめしています。

高温多湿に弱いクリーピングタイムには最適なので、
鉢植えで管理したい方はぜひ!

また、クリーピングタイムは酸性用土を嫌うので
pH測定をして酸性に傾いているようなら苦土石灰などで調整します。

クリーピングタイムの水やり方法

クリーピングタイム(ほふく性タイム)の水やり方法

クリーピングタイムはやや乾燥気味を好む植物です。

地植えであれば植え付け時以外は特に水やりの必要はありません。
自然の降雨によってもたらされる水分で十分です。

ただし、多孔質培養土のように通気性の良い土に植え付けた場合は
定期的にたっぷりと水やりをしましょう。

通気性の良い土なら水遣りの回数が多くても根腐れの心配はありませんよ。

クリーピングタイムの肥料の与え方

クリーピングタイム(ほふく性タイム)の肥料の与え方

クリーピングタイムにはほとんど肥料を与える必要がありません。
むしろ肥料を与え過ぎると香りが弱くなるなど逆効果になります。
ほぼ無肥料で育てるくらいでOK!

クリーピングタイムの剪定・切り戻し方法

クリーピングタイム(ほふく性タイム)の剪定・切り戻し方法

クリーピングタイムは夏場の高温多湿を嫌うので
花が咲き終わって梅雨入りする前に全体を刈り込んでおきます。
そうすることで株が蒸れるのを防ぐことができます。

クリーピングタイムの病害虫防除

クリーピングタイム(ほふく性タイム)の病害虫防除

クリーピングタイムは病気や害虫の被害にあう心配がほとんどありません。
ハーブとして使用することを考えると無農薬で育てたいですね。

クリーピングタイムの増やし方・殖やし方

クリーピングタイムの増やし方・殖やし方

クリーピングタイムを増やすのであれば挿し木がおすすめです。

挿し木といっても丁寧にやる必要は無く、
梅雨入り前に刈り込んだ枝を土に埋めておくだけで芽吹いてきます。

ガーデコ流!クリーピングタイム育て方まとめ

・栽培環境は日向が理想だが、夏場の高温多湿に注意。

・用土は通気性の良いものを使うこと!

・乾燥気味を好むので水遣りは地植えの場合はほぼ必要無し。

・鉢植えで通気性の良い用土に植え付けた場合は定期的に水やりを。

・肥料はほぼ必要無し!与え過ぎると逆効果。

・蒸れ防止のために梅雨入り前に枝を刈り込むこと。

・病害虫の心配はほとんど無いので無農薬でOK!

・挿し木で殖やすことができるよ。

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