バーミキュライトはなぜ挿し木用土に使われるのか?

バーミキュライトはなぜ挿し木用土に使われるのか? バーミキュライト

バーミキュライトはなぜ挿し木用土に使われるのか?

バーミキュライト( Vermiculite )は、
原石である蛭石を高温で焼成することで膨張させて作られた
人工の土壌改良用土です。

ホームセンターや園芸店などでは「挿し木用土」として
販売されていることも多いバーミキュライト。
なぜ挿し木用土として使われているのでしょうか?

バーミキュライトはほぼ無菌で清潔!

バーミキュライトは原石である蛭石(ひるいし)を高温で焼成して作られます。
その際に雑菌は死滅するのでほぼ無菌で清潔であることが
挿し木用土として使われる大きな理由です。

挿し木の失敗は主に切り口が雑菌の繁殖によって腐敗することが原因なので、
それを防ぐ意味でも清潔な用土を用います。

バーミキュライトは保水性が高い!

バーミキュライトは多孔質でアコーディオン状のすき間に
たくさんの水分を含むことができます。
よって、挿し木の乾燥を防ぐことができるため成功率が高まります。

挿し木はいかにスムーズに発根させるかが重要で、
挿し木の切り口からの吸水と葉からの蒸散のバランスが悪いと発根率が低下します。

挿し木用土の保水性も重要ですが、
直射日光に当てないようにしたり風の強い場所に置かないことも大切なポイントです。

バーミキュライトは肥料分が含まれていない!

バーミキュライトは肥料分が含まれていません。

肥料分が含まれた用土は浸透圧が高く、
挿し木した植物が上手く水を吸い上げることができません。

肥料分が含まれていないバーミキュライトはその点でも挿し木に向いている用土です。

バーミキュライトが挿し木用土に使われる理由まとめ

バーミキュライトは高温で焼成して作られるため
ほぼ無菌で清潔であること、そして保水性が高く
肥料分が含まれていないため挿し木が乾燥しづらく
発根までのストレスが少ないことが
挿し木用土として使われる理由です。

バーミキュライトは挿し木用土としても使えますが、
土壌改良剤として使用すれば保水性・保肥力を高めるのに役立ちます。
また、とても軽量(かさ比重0.1)なので混ぜ込むことで
土を軽量化することができハンギングバスケットの用土を作る時にも使えます。
何かと便利な用土なので常備しておくと良いですよ。

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