”追い牛糞堆肥”、成功なるか?


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追い牛糞堆肥成功なるか?

先日、バラに「追い牛糞堆肥」を与えました。

”追い牛糞堆肥”って言っても分かりませんよね(汗)。

そんな用語は(おそらく)無いし、誰も言っていません。

先日のブログで「牛糞は低濃度のリンカリ肥料と考える」と言う記事を書きましたが、
牛糞は低濃度のリンカリ肥料と考える
個人的な見解として、牛糞堆肥は土壌改良用の堆肥として一度に大量に使うのではなく
リン酸・カリウムを豊富に含んだ肥料として植物に与えた方が良いと考えています。

それをふまえた上で、「追い牛糞堆肥」をする狙いを書いていきたいな、と。

リン酸とは?、カリウムとは?

リン酸とは?

リン酸はエネルギー通貨ATP(アデノシン三リン酸)の材料で
生長の盛んな部位(新芽や根、子実など)に集中し細胞の増加に使われています。
花芽の分化や開花・結実を促進することから
「花肥(はなごえ)・実肥(みごえ)」とも言われます。

カリウムとは?

カリウムは植物体内で水に溶けたイオンの状態で存在し、細胞の浸透圧を高めます。
植物細胞の浸透圧が高まると土壌に含まれる水との浸透圧の差から
水や肥料を吸いやすくなります。
また、カリウムは光合成による糖(デンプン)の合成・移動・蓄積に関与しています。
さらにカリウムはタンパク質の合成にも必要不可欠な要素です。

植物の栄養生長と生殖生長

栄養生長とは?

栄養生長とは、葉を茂らせたり枝や茎、根を伸ばすなど
栄養器官を形成するための生長です。
栄養生長の具合によってその後の生殖生長が大きく影響を受けるので
栄養生長期の栽培管理はとても重要だと言えます。

窒素( N )が栄養生長を促進させますが、
窒素過多だと過繁茂となりその後の生殖生長に上手く移行できません。
栄養生長期にはやや窒素は多めでも良いですが、
リン酸・カリともにバランスの良い施肥が好ましいと言えます。

生殖生長とは?

生殖生長とは、花を咲かせたり実をつけたりと生殖器官を形成するための生長です。
バラ(薔薇)を例にすると、蕾をつけるまでが栄養生長期で
蕾をつけてから開花までが生殖生長期と言えます。

栄養生長から生殖生長へ切り替わる要因は
日照時間や温度など様々ですが
肥料管理の側面から見ると窒素が効き過ぎている場合には
栄養生長から生殖生長への移行が上手くいきません。

生殖生長期には(ある程度)窒素の肥効が切れている必要があります。

その上で、リン酸(開花や結実の促進)とカリウム(糖の合成・移動・蓄積、タンパク質合成)を効かせることによって良い花を咲かせたり、子実の品質向上を狙います。

牛糞堆肥=リンカリ肥料で良い花を咲かせたい!

今年のバラの施肥は、2月末に発酵鶏糞(窒素多めのものをセレクト)を与え、
4月初めに発酵鶏糞と牛糞堆肥を1:1でブレンドしたものを追肥として与えました。
発酵鶏糞の窒素の肥効はほぼ1ヶ月程度なので、
5月までにはほぼ窒素が切れているイメージです。

その上で、生殖生長期の今回与えた牛糞堆肥(低濃度リンカリ肥料)によって
より良い花を咲かせてくれることを期待しています。

もしこれで良い一番花を咲かせることができれば
かなりコストパフォーマンスの良い施肥方法だと言えるのですが…。
(発酵鶏糞も牛糞堆肥も他の有機肥料に比べて安いもんね)

果たして結果は如何に?

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