さつまいもの後作で栽培する野菜は何が良い?

さつまいも

サツマイモはやせた土地でも育ち、乾燥や暑さにも強いので
家庭菜園初心者でも育てやすい作物です。
苗の植え付け時期は5月~6月で、収穫が10月~11月。
では、サツマイモの収穫後の11月以降には
どのような野菜を栽培するのが良いのでしょうか?

サツマイモの後作におすすめの作物①玉葱(タマネギ)

さつまいもの後作として最もおすすめなのが玉ねぎです。
その理由を書いていきましょう。

さつまいもの後作に玉ねぎが向いている理由①栽培時期

さつまいもの後作に玉ねぎが適している理由は栽培時期。
サツマイモの収穫は10月~11月で、
タマネギの苗の植え付け時期は11月~12月が適期。
また、玉ねぎの収穫は5月~6月、
サツマイモ苗の植え付け時期は5月下旬から6月。
つまり、サツマイモと玉ねぎは輪作が可能と言うことです。

サツマイモの後作にタマネギが向いている理由②連作障害に強い

さつまいもも玉ねぎも連作障害に強い作物です。
よって、同じ場所で繰り返しサツマイモと玉ねぎを
栽培することが可能です。

さつまいもの後作に玉葱が向いている理由③無農薬栽培が可能

さつまいもも玉ねぎも無農薬(もしくは減農薬)で栽培が可能です。
家庭菜園ではできるだけ農薬を使いたくない、と言う方には
とても重宝する作物です。

さつまいもの後作におすすめの作物②裸麦(もち麦)

水溶性食物繊維が豊富で近年人気の高まっている裸麦(もち麦)も
サツマイモの後作に適した作物です。

さつまいもの後作に裸麦(もち麦)が向いている理由①栽培時期


裸麦もタマネギと同様に、栽培期間がサツマイモの収穫後から
植え付け前なので輪作させやすいですね。
裸麦はイネ科の植物で根をびっしりと張るため土壌改良効果が高く、
土壌の余分な肥料成分を吸い上げる力も強いため
さつまいもの前作としても優秀な作物です。

サツマイモの後作に栽培する野菜は何が良い?まとめ

サツマイモはやせた土地でも育ち、暑さや乾燥にも強い
とても丈夫で育てやすい作物です。
連作障害の心配は無く、むしろ連作した方が
質の良いサツマイモを収穫できます。
よって、サツマイモの収穫後~植え付け前までの期間
(11月~5月)に栽培できる作物を育てるのが基本です。
その点で、タマネギや裸麦などを育てるのが適しています。
サツマイモの後作は比較的何でも育てやすいので、
植えてはいけない野菜は特にありません。

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