ミルクブッシュの育て方

ミルクブッシュの育て方・栽培方法 ミルクブッシュの育て方

ミルクブッシュ( Euphorbia tirucalli )は
トウダイグサ科の多肉植物です。

別名アオサンゴと言われるように、
多肉質の茎が良く枝分かれして珊瑚に似た
独特のフォルムをしています。
茎を切ると白濁した樹液が出るため
「ミルクブッシュ」と言われています。

このページでは、「ガーデコ流!」の育て方をご紹介します。

「ガーデコ流!植物の育て方」とは?


ミルクブッシュの基本データ

学名:Euphorbia tirucalli
別名 : アオサンゴなど
分類:トウダイグサ科の多肉植物
草丈:約30cm~200cm
耐寒性:弱い(約5℃)
耐暑性:強い
耐乾性:強い
耐湿性:やや弱い
日照条件:日向(日なた)~半日陰


ミルクブッシュ( Euphorbia tirucalli )は
日向(日なた)~半日陰の環境で育てることができます。

日当たりが悪い環境で育てると
茎が徒長して樹形が悪くなったり茎の色が悪くなり
観賞価値が低下します。
また、日陰では土も乾きづらく湿りがちなので
根腐れしやすく管理が難しくなります。

ミルクブッシュはできるだけ日当たりの良い環境で育てましょう。

また、ミルクブッシュは寒さに弱い(耐寒性約5℃)ので、
基本的には鉢植えで管理し、冬は室内に取り込みましょう。

ミルクブッシュの植え付け用土

ミルクブッシュは
通気性の良い用土を好みます。

鉢植えの場合は水やりをした際に鉢底から水がスムーズに流れ出るくらい
水はけ・通気性の良い用土に植え付けましょう。
市販の培養土に川砂や日向土、桐生砂など水はけを良くする資材を
2割程度混ぜ込むのが良いでしょう。

市販の用土を用いるのであれば、山野草向けの培養土や多肉植物の土などもおすすめです。

ミルクブッシュの水やり方法

ミルクブッシュは
通気性の良い用土を好む割には水も欲しがる植物です。

通気性の良い用土に植え付けてあれば
生育期は毎日たっぷりと水やりしましょう。

通常の草花用培養土や赤玉土ベースの培養土の場合は
乾燥気味に管理する方が良いでしょう。
保水性が高い用土に植え付けていて
水やりの頻度が高いと根腐れをする可能性がありますので
注意が必要です。

ミルクブッシュの肥料の与え方

ミルクブッシュは春から秋にかけて緩効性肥料を与えます。

ミルクブッシュの剪定・切り戻し方法

樹形が乱れていたり、寒さや日照不足で傷んだ茎があれば
適宜剪定・切り戻しをします。
その際に切った茎から白濁した樹液が出ます。
かぶれるおそれがあるので剪定の際には
ゴム手袋等をしましょう。

ミルクブッシュの病害虫防除

ミルクブッシュは病害虫の被害を受けにくい植物ですが、
まれにカイガラムシの被害を受けます。
茎が傷付かないようにブラシなどでこすり落とします。

ミルクブッシュの増やし方・殖やし方

ミルクブッシュは挿し木(挿し芽)で増やすことができます。
ただし、茎を切った際に出る白濁した樹液に触れると
かぶれるおそれがあるので手袋等をしましょう。

ガーデコ流!ミルクブッシュの育て方まとめ

・日向~半日陰で育てることができる。

・用土は通気性の良いものを好む。

・通気性の良い用土ならたっぷり水やり

・通常の培養土の場合は乾燥気味に管理する

・肥料は春と秋に緩効性肥料もしくは液肥を与えます。

・樹形が乱れた場合や傷んだ茎は適宜剪定。

・病害虫は少なめだがカイガラムシに注意。

・挿し木(挿し芽)で増やせます。

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