ペトリエイ(ぺトレイ)は
常緑でツルがあまり伸びないタイプのクレマチスです。
4月ごろに枝にビッシリと淡いグリーン~ライムイエローの花を咲かせます。
鉢植えで育てるのにはピッタリのクレマチスですね。
秋~翌春にかけてが生育期で、夏が休眠期なので
他のクレマチスとは若干生育具合が異なります。
このページでは、「ガーデコ流!」の育て方をご紹介します。
クレマチス・ペトリエイ(ぺトレイ)の基本データ
学名:Clematis Petriei
別名 : クレマチス・ぺトレイなど
分類:キンポウゲ科の耐寒性多年草(冬期常緑)
ツルの長さ:約60cm~150cm
開花時期:4月~5月
花色:淡い緑色~ライムイエロー
耐寒性:強い
耐暑性:やや弱い
耐乾性:普通
耐湿性:やや弱い
日照条件:日向~半日陰
ガーデコ流!クレマチス・ペトリエイ(ぺトレイ)の育て方・栽培方法目次
クレマチス・ペトリエイ(ぺトレイ)の栽培環境
クレマチス・ペトリエイ(ぺトレイ)の植え付け用土
クレマチス・ペトリエイ(ぺトレイ)の水やり方法
クレマチス・ペトリエイ(ぺトレイ)の肥料の与え方
クレマチス・ペトリエイ(ぺトレイ)の剪定・切り戻し方法
クレマチス・ペトリエイ(ぺトレイ)の病害虫防除
クレマチス・ペトリエイ(ぺトレイ)の殖やし方
ガーデコ流!クレマチス・ペトリエイ(ぺトレイ)の育て方まとめ
クレマチス・ペトリエイ(ぺトレイ)の栽培環境
クレマチス・ペトリエイ(ぺトレイ)は
日なた~半日陰の環境で育てることができます。
秋~翌春までが生育期にあたるのでその期間はしっかり日に当てます。
そうすることで4月~5月の開花期にビッシリと花を咲かせることができます。
一方、夏は休眠期なので半日陰の涼しい場所で管理するのが理想的。
暖地では夏越しにやや工夫が必要な植物です。
クレマチス・ペトリエイ(ぺトレイ)の植え付け用土
ガーデコ流!では根の呼吸がスムーズに行えるように
通気性の良い「多孔質培養土」をおすすめしています。
クレマチス・ペトリエイ(ぺトレイ)は
夏場の高温多湿に弱いところがあるので通気性の良い用土に植え付け
水をたっぷり与えることで夏越ししやすくなります。
クレマチス・ペトリエイ(ぺトレイ)の水やり方法
通気性の良い用土に植え付けていれば根腐れの心配は無いので
とにかくたっぷり水やりをしましょう。
地植えの場合でも、晴れが続いて乾燥気味の時には
たっぷりと水を与えるようにしましょう。
クレマチス・ペトリエイ(ぺトレイ)の肥料の与え方
秋~翌春の生育期に1週間~10日に1度液肥を与えます。
もしくは秋と春に緩効性肥料を与えます。
肥料の与え過ぎは逆効果になるので、必要に応じて与えるようにしましょう。
クレマチス・ペトリエイ(ぺトレイ)の剪定・切り戻し方法
クレマチス・ペトリエイ(ぺトレイ)は旧枝咲きと言って
開花後に新しく伸びた枝に翌年花を咲かせます。
よって、新しく伸びた枝は剪定せず、
花を咲かせた枝を花後に半分程度に剪定します。
株姿が乱れていないようであれば
特に剪定しなくても良いです。
クレマチス・ペトリエイ(ぺトレイ)の病害虫防除
クレマチス・ペトリエイ(ぺトレイ)はほとんど病害虫の被害に遭いません。
完全無農薬でも育てることができますよ。
クレマチス・ペトリエイ(ぺトレイ)の増やし方・殖やし方
クレマチス・ペトリエイ(ぺトレイ)は挿し木で増やすことができます。
ガーデコ流!クレマチス・ペトリエイ育て方まとめ
・日当たりの良い場所で育てるのが良いが、夏は半日陰が理想。
・用土は通気性の良いものが◎!
・鉢植えの場合、水遣りは定期的にたっぷりと与える!
・地植えの場合も、夏場に晴れが続くようならたっぷりと与える!
・肥料は秋と春~開花前まで液肥を定期的に。
・剪定は花を咲かせた枝を半分程度にカット。
・病害虫の心配はほとんど無いので無農薬でOK!
・挿し木で増やせます。
コメント
クレマチス初心者です。
こちらを見て素敵だな〜と思い、クレマチスペトリエイを購入しました。
ペトリエイと一緒に寄せ植え出来る四季咲きのクレマチスを探しています。
mayさん
コメントありがとうございます。
ペトリエイは他のクレマチスと性質が異なります。
ペトリエイは通気性の良い用土を好みますが、
他のクレマチスはとても水を欲しがります。
ペトリエイに合わせた用土だと
他のクレマチスにとっては乾き過ぎて生育が悪くなります。
他のクレマチスに合わせた保水性の高い用土だと
ペトリエイは過湿に弱いため夏越しが難しくなります。
ペトリエイと他のクレマチスとの寄せ植えは…難しいかな?と思います。
ペトリエイを育てる際にはとにかく通気性の良い用土に植え付けて下さい。
それだけで随分と夏越ししやすくなりますよ。
ありがとうございます。
通気性の良い土に植え替えてみます。