今年から積極的に草マルチ(雑草や剪定枝、落葉した葉などの株元へのマルチング)を
するようになって、もしかしたらカニガラ施用の代わりになるのかも…?と思い始めました。
そもそも草マルチは
・保水
・直射日光や雨からの土壌表面の保護
これらを目的として始めたものでした。
実際に草マルチをしてみると、予想外の出来事が…。
ダンゴムシやクモ、ムカデやヤスデ、トビムシやダニ、アリなどの
土壌生物が急激に増えたんです。
草マルチをどけてみると、もうキモチワルイくらいに居るんですよ。
…特にダンゴムシが。
そして、ダンゴムシについて少し調べてみると意外なモノとの共通点を発見したんです。
それは…、カニガラ(カニ殻)。
ではなぜダンゴムシとカニガラが繋がるのか、書いていこうと思います。
なぜカニガラ(カニ殻)を投入するのか?
カニガラ(カニ殻)を土壌改良資材および有機肥料として
家庭菜園やガーデニング(バラ栽培など)で利用している方は多いと思います。
なぜカニガラを投入するのか?
それはカニガラに含まれるキチン質(キチン・キトサン)がエサとなり、
土壌の有用微生物である放線菌が増殖するから。
放線菌が優勢となった土壌では病害(フザリウムやセンチュウによる害)
が減少すると言われています。
カニガラ(カニ殻)関連記事↓
ダンゴムシやクモ、ムカデなどの外皮や殻に キチン質が含まれている!
実は、カニガラの有効成分であるキチン質は
ダンゴムシやクモ、ムカデなどの外皮や殻にも含まれているんです。
それらの土壌生物が集まり脱皮したり生き死にを繰り返すことで
土壌にキチン質が蓄積し、それをエサとして放線菌が増殖する…
だとすればカニガラを施用したのと同様の効果が得られるのではないでしょうか?
草マルチをする
↓↓↓
ダンゴムシやムカデ、ヤスデ、クモなどの土壌生物が集まる
↓↓↓
土壌生物の外皮や殻にはキチン質が含まれている
↓↓↓
土壌生物が脱皮したり死んだりすると土壌にキチン質が増える
↓↓↓
キチン質をエサにした放線菌が増殖する
↓↓↓
カニガラを投入したのと同様の効果が得られる?
草マルチをした時のダンゴムシの集まり方は半端ないです。
正直、見た目に良い訳では無いので虫嫌いな方にはおすすめできませんが
高価なカニガラと同様の効果が得られる可能性があるとすれば
やってみる価値はある!…かも。
※比較検証をした訳では無いので、カニガラと同様の効果が得られるかは分かりません。
コメント