ベロニカ・オックスフォードブルー(ジョージアブルー)は
ゴマノハグサ科の耐寒性多年草です。
濃い緑色の小さめの葉がこんもりと茂り、
暑さ・寒さにも強いのでグランドカバーとして重宝する植物です。
秋から翌春にかけてはブロンズ色に紅葉し、
銅葉のカラーリーフとしても楽しめます。
また、3月~5月くらいにかけて青紫色の小花を無数に咲かせます。
グランドカバー植物で青色の小花を咲かせる品種は多くないので
とても人気のある宿根草です。
このページでは、「ガーデコ流!」の育て方をご紹介します。
ベロニカ・オックスフォードブルー(ジョージアブルー)の基本データ
学名:Veronica umbrosa ‘Oxford Blue’
別名 : トラノオ、ジョージアブルーなど
分類:ゴマノハグサ科の耐寒性多年草(宿根草)
樹高:約10cm
耐寒性:強い
耐暑性:強い
耐乾性:強い
耐湿性:ふつう
日照条件:日向・半日陰・日陰
ガーデコ流!ベロニカ・オックスフォードブルーの育て方・栽培方法目次
ベロニカ・オックスフォードブルーの栽培環境
ベロニカ・オックスフォードブルーの植え付け用土
ベロニカ・オックスフォードブルーの水やり方法
ベロニカ・オックスフォードブルーの肥料の与え方
ベロニカ・オックスフォードブルーの剪定・切り戻し方法
ベロニカ・オックスフォードブルーの病害虫防除
ベロニカ・オックスフォードブルーの殖やし方
ガーデコ流!ベロニカ・オックスフォードブルーの育て方まとめ
ベロニカ・オックスフォードブルーの栽培環境
ベロニカ・オックスフォードブルー(ジョージアブルー)は、
日向・半日陰・日陰、どの環境でも育てることができます。
日当たりが良い場所で育てた方が株のボリュームが出て花付きも良くなります。
ただし、夏場の高温多湿にはやや弱い側面があるので、
できれば真夏は西日が当たらない場所で育てた方が良いです。
半日陰や日陰のような日当たりの悪い場所でも
(やや花付きは悪くなりますが)十分に育てることができます。
ベロニカ・オックスフォードブルーの植え付け用土
ベロニカ・オックスフォードブルー(ジョージアブルー)は
基本的に丈夫な植物なので特に土質は選びません。
強いて言うなら夏場の高温多湿に弱いため、
やや通気性の良い用土に植え付けた方が良いです。
地植えにする場合には庭土にバーク堆肥や腐葉土、もみがら燻炭などを
混ぜ込めば通気性の良い用土になりますよ。
ベロニカ・オックスフォードブルーの水やり方法
ベロニカ・オックスフォードブルー(ジョージアブルー)は
乾燥はある程度耐性があるため、地植えで育てているのであれば
ほとんど水やりの必要はありません。雨による水の供給で十分。
鉢植えで育てている場合には、土の表面が乾いたら
たっぷりと水やりをしましょう。
ベロニカ・オックスフォードブルーの肥料の与え方
ベロニカ・オックスフォードブルー(ジョージアブルー)は
肥料をそれほど必要としませんが、春と秋に緩効性肥料もしくは
液肥を与えると株がしっかりと育ちます。
ベロニカ・オックスフォードブルーの剪定・切り戻し方法
3月頃に青紫色の小花を一斉に咲かせます。
ある程度咲き終わったら草丈が1/2程度になるように切り戻します。
二番花を楽しむことができますし、蒸れを防いで
夏場の高温多湿対策にもなります。
ベロニカ・オックスフォードブルーの病害虫防除
ベロニカ・オックスフォードブルー(ジョージアブルー)は
特に目立った病害虫の被害はありません。
強いて言うならアブラムシが少し付くかな?という程度。
無農薬で十分に育てられる宿根草です。
ベロニカ・オックスフォードブルーの増やし方・殖やし方
ベロニカ・オックスフォードブルー(ジョージアブルー)は
株分けや挿し木(挿し芽)で増やすことができます。
挿し木(挿し芽)をするのであれば一番花が終わった後に
切り戻した枝を土に挿しておきます。
株分けは3月もしくは10月頃に地植えであれば株を堀りあげ、
鉢植えであれば鉢から出して手で分けます。
ガーデコ流!ベロニカ・オックスフォードブルー育て方まとめ
・日向、半日陰、日陰など環境を選ばずに育てられる優秀な植物です。
・用土は特に選ばないがやや通気性を良くした方が夏越ししやすい。
・乾燥への耐性はあるので、地植えの場合の水遣りは自然の雨で十分。
・鉢植えの場合の水遣りは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
・肥料は春と秋に緩効性肥料もしくは液肥を与えます。
・蒸れ防止と2番花を楽しむために一番花が咲き終わったら草丈1/2程度に剪定。
・アブラムシが付くことがありますが、基本的には無農薬で育てられます。
・挿し木(挿し芽)、株分けで増やせます。
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