アークトチス・グランディスは
キク科の耐寒性多年草です。
白い花の中心部分が青みがかっていることから
ブルーアイデイジーとも呼ばれています。
シルバーリーフと相まってとても清楚な雰囲気を持った植物です。
ホワイトガーデンの植栽や寄せ植えなどにも良く使われています。
このページでは、「ガーデコ流!」の育て方をご紹介します。
アークトチスグランディスの基本データ
学名:Arctotis grandis
別名 : ブルーアイデイジー、ハゴロモギクなど
分類:キク科の耐寒性多年草(宿根草)もしくは一年草
樹高:約50cm
耐寒性:強い
耐暑性:弱い
耐乾性:強い
耐湿性:弱い
日照条件:日向~半日陰
ガーデコ流!アークトチスグランディスの育て方・栽培方法目次
アークトチスグランディスの栽培環境
アークトチスグランディスの植え付け用土
アークトチスグランディスの水やり方法
アークトチスグランディスの肥料の与え方
アークトチスグランディスの剪定・切り戻し方法
アークトチスグランディスの病害虫防除
アークトチスグランディスの殖やし方
ガーデコ流!アークトチスグランディスの育て方まとめ
アークトチスグランディスの栽培環境
アークトチスグランディスを育てるのに適した環境は
日向から半日陰です。
日当たりが良い環境で育てた方が株ががっしりと丈夫になり花付きも良くなります。
一方日当たりの悪い環境では株が軟弱になり花付きも悪くなります。
また、夏の高温多湿に弱いため暖地では夏越しが難しい植物です。
水はけ・通気性の良い用土に植え付け、風通しの良い環境で管理しましょう。
アークトチスグランディスの植え付け用土
アークトチスグランディスは夏の高温多湿に弱いため、
通気性の悪い用土に植え付けると株が蒸れて夏越しできません。
できるだけ水はけ・通気性の良い用土に植え付け
株が蒸れないように管理しましょう。
アークトチスグランディスの水やり方法
アークトチスグランディスは過湿に弱いため、
水はけ・通気性の良い用土に植え付けることが大前提です。
水はけ・通気性の良い用土に植え付けてあるのであれば
根腐れの心配は少ないので水はたっぷり与えます。
市販の培養土など保水性の高い用土に植え付けてある場合は
乾燥気味に管理をするのがポイント。
土の表面が乾いてからたっぷり水やりをします。
アークトチスグランディスの肥料の与え方
アークトチスグランディスは生育期には定期的に肥料を与えます。
3月初め~梅雨前くらいまでは規定量に薄めた液肥もしくは
緩効性肥料を与えましょう。
夏場は肥料をストップします。
無事に夏越しができたら9月後半から11月頃まで緩効性肥料を与えます。
アークトチスグランディスの剪定・切り戻し方法
4月~6月にかけて白い花を咲かせます。
一つ一つの花はだいたい一週間程度で咲き終わるので
種を採取しないのであれば咲き終わった花茎はカットします。
また、傷んだ葉も適宜切り戻して株元が蒸れないようにしておきましょう。
アークトチスグランディスの病害虫防除
アークトチスグランディスは
特に目立った病害虫の被害はありません。
アブラムシが付くことがありますが、大きな被害にはならないでしょう。
無農薬で十分に育てられる宿根草です。
アークトチスグランディスの増やし方・殖やし方
アークトチスグランディスは種まきで増やすことができます。
花が咲き終わって茶色く枯れると種が採取できます。
その種を保管しておき、9月下旬になったら撒きます。
アークトチスグランディスは暖地では夏越しが難しいため
夏越しに失敗した時の保険のために種を採取しておいた方が良いでしょう。
ガーデコ流!アークトチスグランディス育て方まとめ
・日向~半日陰で育てるのがオススメ。
・過湿に弱いため水はけ・通気性の良い用土に植え付けます。
・夏場の高温多湿に弱いためやや乾燥気味に。
・肥料は春と秋に緩効性肥料もしくは液肥を与えます。
・種を採取しないのであれば花が咲き終わったら早めに切り戻し。
・アブラムシが付くことがありますが、基本的には無農薬で育てられます。
・種まきで増やせます。
コメント