バラの無農薬栽培、2020年はこうやってみる!

バラの育て方

バラの無農薬栽培を始めて7~8年になります。
振り返ってみると、変なことしかやってこなかった(汗)。
軽石だけでバラを育ててみたり(結構うまくいった)、
肥料を格安の鶏糞にしてコスパを追求したり(全然うまくいかなかった)、
黒点病の病葉や剪定枝、雑草などをマルチング材として使用したり。
いわゆるスタンダードな育て方をしたことが
…一度もありません(汗)。
一般的なバラ栽培をしていればもっと簡単に
バラ栽培を楽しめていたのかもしれませんが、
いろいろ回り道をしたからこそ気付けたことも多かった。

そんなこんなで2020年。

今年のバラの無農薬栽培の方針を決めましたのでご紹介します。
参考になるかどうかは分かりませんが…。

2020年のバラ無農薬栽培のテーマは「鉱物」

「鉱物」?
何のことだかサッパリ分からない…と言う方が大半だと思います。
肥料にしても土壌改良にしても「鉱物」を意識した
栽培方法はあまり紹介されていないのでは無いでしょうか?

私が鉱物を意識するようになったのは、
2019年に使用した「ようりん(熔成リン肥)」がきっかけでした。
リン酸はバラを咲かせる上で重要な肥料成分であることは
良く知られていますが、「リン酸が効いているなぁ~」と
実感したのは「ようりん」が初めてでした。
ようりんはリン鉱石や蛇紋岩などの鉱物を原料としているので、
鉱物に対しての興味が湧いてきました。
そもそも植物は土壌鉱物からミネラルを吸収しているので、
土壌鉱物に関してもっと注目すべきだろうと考えました。
鉱物に着目した取り組みをするのは「肥料」と「土壌改良」についてです。
それぞれ、見ていきましょう。

ようりん(熔成リン肥)は鉱物由来のリン酸肥料

2019年に引き続き「ようりん」を使用していきます。
ようりん(熔成リン肥)はリン鉱石や蛇紋岩などの岩石が原料。
原料の鉱物を砕いて混ぜ合わせた後、
高温で溶かし急冷後に粉砕したものです。
ようりんと言う名前から化学肥料のようなイメージを持たれがちですが、
天然の鉱物由来のリン酸肥料なので、有機農産物に適合した肥料として
認められています(有機JAS規格)。
※粒状ようりんは使われている造粒剤によって不適合となる場合有り。
オーガニック栽培にも利用できる肥料なので
化学肥料嫌いの方にも使っていただけるものです。
個人的には化学肥料だろうと有機肥料だろうとあまり関心はありませんけどね。

リン酸肥料ようりんの特徴

天然鉱物由来のリン酸肥料ようりんの特徴をまとめてみましょう。

  • 植物の根から分泌される有機酸に溶ける「く溶性」のリン酸肥料
  • リン酸の他にカルシウム、マグネシウムなどの肥料成分を含む
  • アルカリ性なので酸性土壌の矯正に役立つ

ようりんは即効性は無いものの、
植物の根から分泌される有機酸によって溶ける「く溶性」で
水に溶けないため地下へ流亡することがありません。
環境負荷の少ない肥料と言えますね。
ゆっくりと安定して効いてくれるので、
四季咲き性のバラを育てるのには効果的だと思います。
リン酸の他にもカルシウムやマグネシウムなどのミネラルや
ケイ酸なども含まれているので優良な鉱物肥料として期待しています。

鉱物肥料のようりんと発酵肥料を組み合わせる

ようりんは天然鉱物由来のリン酸肥料として効き目を実感していますが、
それだけではバラは育ちません。
肝心の窒素(N)を含む肥料が必要です。
昨年使用した発酵油かすが候補の一つ。
後は数年前に使用したぼかし肥料でも良い結果が出ているので
どちらにしようか少し迷っています。
有機物を発酵させた肥料と言う意味では同じですけどね。
肥料に関しても土壌改良に関しても
有機物と無機物を組み合わせていこうと考えているので
化学肥料(化成肥料)は使用しません。

土壌改良には珪酸塩白土(モンモリロナイト粘土鉱物)

肥料には天然鉱物由来のリン酸肥料「ようりん」を使用しますが、
土壌改良には珪酸塩白土(モンモリロナイト)を使用していきます。
園芸やガーデニングの分野では「ミリオン」という商品名で
販売されている根腐れ防止剤が珪酸塩白土です。

モンモリロナイトは良質な粘土鉱物で、
世界的に有名な土壌(チェルノーゼムやパンパ土、プレーリー土)
にも含まれているとされます。

土壌を構成する要素は主に3つ。

  • 土壌鉱物
  • 有機物
  • 土壌生物

有機物は分解されていくのが分かりやすいので
堆肥を継続的に投入することが一般的になっていますが、
土壌鉱物の劣化に関してはあまり意識されていないように思います。

土壌鉱物だって植物によってミネラルを吸収されることで
少しずつかもしれませんが劣化しているはず。
有機物を継続して投入するのと同じくらいに
良質な鉱物を投入することも大切なのではないかと考えました。

雑草マルチ+モンモリロナイト粘土鉱物で有機物と無機物を補う

有機物の投入に関しては雑草マルチを今年も継続していきます。
雑草マルチをすることでダンゴムシやクモ、ミミズなど
土壌生物が豊かになり、土づくり効果が高いことが実感できたからです。
バラにとっても地温の安定や土壌表面の保護と言った面でメリットがあり、
園芸ゴミが出ないので環境負荷が少ない点も良いと思います。

なので、今年は「無堆肥」でいきます(キリッ!)。

鉱物は先ほど書いた珪酸塩白土(モンモリロナイト)。
土壌の保肥力を高めて土壌酸度(pH)を安定させる効果が期待できます。

バラの無農薬栽培2020年の方針まとめ

今年のバラ無農薬栽培のテーマは「鉱物」。
肥料と土壌改良に関して鉱物の重要性を確かめる一年にしたいと思います。

  • 肥料は発酵肥料(有機)+ようりん(天然鉱物由来のリン酸肥料)
  • 土壌改良は雑草マルチ(有機)+珪酸塩白土(良質な粘土鉱物)

この組み合わせで栽培を進めていこうと思っています。
「多様性のある」「共生の」「環境負荷の少ない」「持続的な」
そんなバラ栽培を目指して。

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