籾殻マルチをどけたら土が団粒構造になっていた。

籾殻(もみがら)のマルチングをどけたら土が団粒構造になっていました。 土壌改良

籾殻(もみがら)のマルチングをどけたら土が団粒構造になっていました。

庭に地植えしていた風知草(フウチソウ)が枯れ始めたので刈り込んで
ついでに落ち葉などの掃除をしていた際に気づいたこと。

籾殻でマルチングをしていた部分をどけてみたら
土が団粒化していました。

籾殻のような高炭素(炭素率の高い)有機物を浅く鋤き込んだり、
土壌表面にマルチングをすると土が団粒化しやすいのは確かです。

炭素(C)は土壌微生物の餌であり、腐植の素です。
(腐植には58%の炭素が含まれています)

腐植は土を団粒構造にするには欠かせないものですから、
これが増えれば耕さなくても団粒構造化します。

土の色も数年前より確実に黒くなってきていますね。

これも腐植が増えた証拠。

ただ、高炭素資材を投入しつづけているだけではややバランスが悪いので
鉱物由来のミネラルを補給するための粘土鉱物(珪酸塩白土、ゼオライト)や
生物親和性が高く土壌微生物の棲家として有効な木炭やもみがら燻炭、
土壌物理性を改善するための多孔質資材や
地力窒素を高めるための有機物(少し検討中…候補はあるんですけど)を
バランス良く投入していかなければいけませんね。

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