白斑ヤブラン(シルバードラゴン)は、
シャープなシルエットとシルバーリーフが特徴の常緑の耐寒性宿根草です。
8月後半から10月にかけて花茎が伸び、先端に白~薄紫色の花を咲かせます。
耐寒性・耐暑性が強く、さらに日陰にも強いとても丈夫な植物で、
しかも暖地であれば冬も常緑で一年中きれいな姿を保ちます(…スゴい)。
グランドカバーや樹木の下草としてとても重宝します。
シルバードラゴン単体で鉢植えにするのも良いし、
シャープなシルエットを活かして寄せ植えの材料にしても良いですね。
栽培初心者でも育てやすい植物なので、ガーデニングにぜひ取り入れてみて下さい。
このページでは、「ガーデコ流!」の育て方をご紹介します。
白斑ヤブラン(シルバードラゴン)の基本データ
学名:Liriope muscari ‘ Variegated White ‘
別名:リリオペ
分類:キジカクシ科ヤブラン属の耐寒性多年草
草丈:30cm~40cm
開花時期:9月~10月
花色:白~薄紫
耐寒性:強い
耐暑性:強い
耐乾性:ふつう
耐湿性:やや強い
日照条件:日向~半日陰(日陰もOK)
白斑ヤブラン(シルバードラゴン)の栽培環境
白斑ヤブラン(シルバードラゴン)はとても丈夫な宿根草で、
暑さ、寒さに強く日向から日陰までOKなので
ガーデナーにとってはとても扱いやすいです。
地植えなら日陰のグランドカバーや樹木の下草として、
鉢植えなら単体でも寄せ植えでも良いです。
最適な条件は「半日陰」。
あまりに暗い日陰だと花付きが悪くなります。
逆に直射日光がガンガン当たる場所では葉焼けすることがあります。
白斑ヤブラン(シルバードラゴン)の植え付け用土
ガーデコ流!では根の呼吸がスムーズに行えるように
通気性の良い「多孔質培養土」をおすすめしています。
ただし、ヤブランはとても丈夫な植物なので多少通気性が悪い用土でも
問題なく育ってしまいます(汗)。
よって、極端に水はけの悪い用土でなければ良いでしょう。
白斑ヤブラン(シルバードラゴン)の水やり方法
白斑ヤブラン(シルバードラゴン)は、やや乾燥には弱いです。
弱い、と言っても枯れてしまうのではなく成長が鈍化します。
よって、多孔質培養土のように通気性の良い土に植え付けた場合は
定期的にたっぷりと水やりをしましょう。
通気性の良い土なら根腐れの心配はありませんよ。
白斑ヤブラン(シルバードラゴン)の肥料の与え方
白斑ヤブラン(シルバードラゴン)は痩せた土地でも育つほど丈夫な植物なので、
それほど多くの肥料分を必要としません。
ただ、全く肥料分が無いと葉色が悪くなるなど観賞価値が落ちるので
半月~1か月に一度、規定の希釈率で薄めた液肥を与えます。
白斑ヤブラン(シルバードラゴン)の剪定・切り戻し方法
白斑ヤブラン(シルバードラゴン)は常緑の宿根草なので一年中葉が茂っています。
とは言っても、葉焼けをしたり寒さに当たったりして葉が傷むことがあります。
それらの傷んだ葉を適宜切り戻ししていれば常に綺麗な草姿を保つことができます。
枯れ葉が多くなっている場合には、春の芽吹き前にバッサリと強剪定しても良いです。
白斑ヤブラン(シルバードラゴン)の病害虫防除
白斑ヤブラン(シルバードラゴン)はとても丈夫な植物なので
病害虫に悩まされることはほとんどありません。
よって、薬剤散布などをする必要は全くありません。
白斑ヤブラン(シルバードラゴン)の増やし方・殖やし方
白斑ヤブラン(シルバードラゴン)を増殖させるのであれば
株分けをするのが一番簡単でオススメです。
ガーデコ流!白斑ヤブラン(シルバードラゴン)育て方まとめ
・栽培環境は半日陰が理想だが日向でも日陰でもOK!
・用土は通気性の良いものが理想だが、多少水はけ悪くてもOK!
・鉢植えの場合、水遣りは定期的にたっぷりと与える!
・肥料はほとんど必要ないが、時々液肥を与える!
・傷んだ葉は適宜切り戻すべし!春の芽吹き前にバッサリ強剪定もOK!
・病害虫の心配はほとんど無いので無農薬でOK!
・株分けで簡単に殖やせるよ♪
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