「ガーデコ流!植物の育て方」におけるクリーピングタイムの
肥料の与え方を鉢植え・地植えそれぞれでご紹介します。
鉢植えのクリーピングタイムの肥料の与え方
クリーピングタイムはほとんど肥料分を必要としません。
むしろ与え過ぎは香りが弱くなるなどデメリットがあるので、
全く与えないのが基本です。
もし、全体的に葉色が薄くなるなど窒素切れの症状が出ているようであれば、
薄めの液肥を与えるようにします。
植物は人為的に肥料を与えなくても枯れることはありません。
光合成によって生きていくために必要なエネルギーを作り出し、
その他の養分は微生物のチカラを借りたり
土のミネラルを吸収したりして補っています。
人為的に与える肥料はあくまでも植物を大きく成長させるためのものです。
ですから、与え過ぎは逆に「害」となります。
「ガーデコ流!植物の育て方」では
水はけ・通気性の良い用土に植え付けて、
水遣りを定期的にたっぷりと行う。
そしてサッと溶けて植物に吸収されて
余分な肥料分はスムーズに排出される液肥を使用することで
根圏を良い状態に保つことを目指しています。
地植えのクリーピングタイムの肥料の与え方
地植えの場合は肥料の与え方よりも
植え付け時に土壌改良を行っていたかどうかが
その後の生育に大きな影響を与えます。
植物性堆肥とゼオライトなどの粘土鉱物で
水はけ・通気性と保水性、保肥力のバランスが取れた土であれば
問題無くクリーピングタイム(ほふく性タイム)は育ちます。
地植えのクリーピングタイムは全く肥料を与える必要はありません。
コメント