「ガーデコ流!植物の育て方」におけるモクビャッコウの
肥料の与え方を鉢植え・地植えそれぞれでご紹介します。
モクビャッコウの肥料の与え方
モクビャッコウは生育が旺盛なため、
生育期の春~夏にかけては定期的に肥料を与えましょう。
株のボリュームを抑えたければ肥料は控えめに。
秋以降は肥料を与えないようにします。
「ガーデコ流!」では液肥を規定の希釈倍率で薄めて、
モクビャッコウの場合は生育期に1週間~10日に一度の頻度で
たっぷりと水やりをした後に与えることをオススメしています。
理由は、鉢植え用土内にムラなく肥料成分が行きわたることと、
その後の定期的な水やりによって余分な肥料分を
スムーズに排出できることからです。
植物は人為的に肥料を与えなくても枯れることはありません。
光合成によって生きていくために必要なエネルギーを作り出し、
その他の養分は微生物のチカラを借りたり
土のミネラルを吸収したりして補っています。
人為的に与える肥料はあくまでも植物を大きく成長させるためのものです。
ですから、与え過ぎは逆に「害」となります。
「ガーデコ流!植物の育て方」では
水はけ・通気性の良い用土に植え付けて、
水遣りを定期的にたっぷりと行う。
そしてサッと溶けて植物に吸収されて
余分な肥料分はスムーズに排出される液肥を使用することで
根圏を良い状態に保つことを目指しています。
地植えのモクビャッコウの肥料の与え方
地植えの場合は肥料の与え方よりも
植え付け時に土壌改良を行っていたかどうかが
その後の生育に大きな影響を与えます。
植物性堆肥とゼオライトなどの粘土鉱物、
木炭や籾殻くんたんなどの多孔質炭素体で
水はけ・通気性と保水性、保肥力のバランスが取れた土であれば
問題無くモクビャッコウは育ちます。
強いて言うなら春から夏にかけて
緩効性化成肥料もしくは油粕やぼかし肥料などの有機質肥料を与えます。
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