ギボウシ(ホスタ)・サガエの育て方

ギボウシ(ホスタ)・サガエの育て方 ギボウシ(ホスタ)・寒河江(サガエ)の育て方

ギボウシ・サガエ(ホスタ・寒河江)は、
グレーがかった緑色の葉の外側に黄緑色の斑が入る
大型のギボウシ(ホスタ)です。
2000年にアメリカホスタ協会の
ホスタ・オブ・ザ・イヤー(The hosta of the year)
を受賞するほど優秀で、海外を含めて非常に人気のある品種です。

ギボウシ(ホスタ)は、「パーフェクトプランツ(完全なる植物)」
と言われるほど丈夫で、かつ美しいと評価されています。
ちなみに、上の写真のギボウシ・サガエは植え付け後はほぼ放置
(水やり無し、肥料無し、薬剤散布無し)の状態で
ここまで立派に、美しく育ちました。

…おそるべし、ギボウシ(ホスタ)。

シェードガーデン(日陰の庭)の主役になれるほど存在感のある宿根草なので、
日当たりの悪い庭で育てる植物にお悩みの方はぜひ取り入れてみて下さい。

ここでは、ガーデコ流!のギボウシ(ホスタ)・サガエの育て方をご紹介します。

「ガーデコ流!植物の育て方」とは?


ギボウシ(ホスタ)・サガエの基本データ

学名:Hosta fluctuans ‘Sagae’
分類:ユリ科の耐寒性多年草(冬期落葉種)
草丈:約60cm
開花時期:6~7月
耐寒性:強い
耐暑性:強い
耐乾性:やや弱い
耐湿性:強い
日照条件:日陰・半日陰


ギボウシ(ホスタ)・サガエ(寒河江)に適した栽培環境とは?

ギボウシ(ホスタ)・サガエは日陰で適度に湿った環境を好む植物です。
直射日光が当たると葉焼けをしてしまうので、
直射日光(特に西日)が当たらない日陰もしくは
半日陰の環境下で育てるのが良いでしょう。

シェードガーデン(日陰の庭)に植える植物にお悩みの方は
ぜひギボウシを育ててみて下さい。

ギボウシ(ホスタ)・サガエの植え付け用土

ギボウシ(ホスタ)・サガエ(寒河江)の植え付け用土

ガーデコ流!では根の呼吸がスムーズに行えるように
通気性の良い「多孔質培養土」をおすすめしています。

ギボウシ(ホスタ)・サガエは、特に土質を選びません。
多少水はけの悪い粘土質の土壌でも十分に育ちますので
特に用土の通気性は気にしなくて良いでしょう。

植え付け予定の場所に植物性の堆肥を混ぜ込むなどしておけば十分です。

ギボウシ(ホスタ)・サガエの水やり方法

ギボウシ(ホスタ)・寒河江は適度に湿った環境を好みます。

苗を植え付けてすぐは乾燥させないように
地植えであっても水やりをした方が良いでしょう。

その後は自然の降雨に任せておけば十分です。

鉢植えで育てている場合は定期的に水やりをしましょう。

ギボウシ(ホスタ)・サガエの肥料の与え方

ギボウシ(ホスタ)・サガエはほぼ無肥料でも育ちます。
(上の写真のサガエは3年目ですが、ず~っと無肥料です)

もし肥料を与えるのであれば春と秋に緩効性肥料を。

ギボウシ(ホスタ)・サガエの剪定・切り戻し方法

ギボウシ(ホスタ)・サガエ(寒河江)の剪定・切り戻し

ギボウシ(ホスタ)・サガエの剪定・切り戻しは、
主に花が終わった後の花茎の切り戻しと
傷んだ葉を取り除く程度です。

晩秋になると地上部は枯れてくるので、
取り除いて綺麗にしておきましょう。

ギボウシ(ホスタ)・サガエの病害虫防除

ギボウシ(ホスタ)・サガエは病害虫の心配はほとんどありません。
完全無農薬で育てることができますよ。

ギボウシ(ホスタ)・サガエの増やし方・殖やし方

ギボウシ(ホスタ)・サガエは株分けで殖やすことができます。

ガーデコ流!ギボウシ(ホスタ)・サガエ育て方まとめ

・栽培環境は日陰もしくは半日陰の直射日光の当たらない場所がベスト!

・用土の土質は特に気にしなくてOK!

・鉢植えの場合は水やりを定期的に行うこと!

・地植えの場合は、植え付け直後を除いてほぼ水やりの必要無し。雨におまかせ。

・肥料はほとんど与えなくても育ちます。与えるなら春と秋に緩効性肥料を。

・花が咲き終わったら花茎を切り戻し、傷んだ葉も取り除きましょう。

・病害虫の心配はほとんど無いので無農薬でOK!

・株分けで増やすことができるよ。

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